【第4回】9マス自分史の箱を埋めてUVPのベースを構築する
UVPは分解すると次の図のように「誰が言うのか?」「何を言うのか?」「ストーリー」「ギフト」、そしてそれを取り囲む「世界観」という5つの要素で構築されています。
このUVPを構築するためのベースとなるのが9マス自分史の箱です。UVPを構築する第一ステップとして、まずはこの9マス自分史の箱を完成させていきましょう。
Contents
9マス自分史の箱の作り方
- 他人の無責任なフィードバックを受ける
- 文章の体裁にとらわれない
- 結果から逆算して答えをださない
今現在のビジョンを「○○を△△する」で表現する
過去のある1点の栄光と挫折を書き出してみよう
【補足】神田昌典さんの『ストーリー思考』のツールを使って人生をマッピングしてフォーカスする
自分マッピング例
栄光と挫折から学んだ教訓を書き出してみよう
現在自分が大切にしている考え方を書き出してみよう
他人の無責任なフィードバックを受けてみよう
手順1 | お互いの自己紹介 |
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手順2 | 9マス自分史の箱の①のビジョンについてお互いに語り合う |
手順3 | 9マス自分史の箱の②の栄光と挫折についてお互いに語り合う |
手順4 | 9マス自分史の箱の③の挫折から得た教訓についてお互いに語り合う |
手順5 | 9マス自分史の箱の④の現在大切にしている考え方についてお互いに語り合う |
手順6 | その人がどんな人に見えるのか、お互いに見た目の印象やイメージをフィードバックする |
手順7 | 話を聞いて、その人がどんな考え方を大切にしているのかをフィードバックする |
手順8 | 話を聞いて、その人がどんなビジョンを持っているのか、代わりにビジョンを考えてみる |
チームから見たその人の印象 |
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チームから見た大切にしていると感じる考え方 |
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チームから見たビジョン |
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<<リンク「マンダラート発想法によって思考を広げる」>>
まとめ
いかがでしたか?
今回は、何度もこのワークを通販塾の塾生と行っている私が相手だったのでこれほどスムーズにいきましたが、本当であればフィードバックをしようにもワードが浮かばない、文章に詰まってしまうことがよくあります。
そういった場合には、上記の右脳発想法「マンダラート」によってワードの幅を広げたり、1人ではなく2人、2人ではなく3人とフィードバックしてもらう人を増やしてやってみてください。
自分のことは自分が一番よく理解していないものです。ぜひ、このUVP構築を通して、自分が一体何者(なにもの)なのかをフィードバックなどから理解していきましょう。