【第6回】9マス自分史の箱を活用してUVPを構文化する

9マス自分史の箱が①〜⑦まで埋まり、さらにUVPを構築するための材料となるワード(※下記)が出来上がったら、それらをベースにUVPを構文化していきます。
③+⑤のキーワード | 完全燃焼 情熱 熱い 爆発 |
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④+⑥のキーワード | 赤い 情熱 ロマン ストーリー 夢 まっすぐ 空想 自由 |
①+⑦のキーワード | 感動 共感 世界 創造 |
UVPをどうやって構文化するか?
UVPは次のような構文で表すことができます。
これを、これまで埋めてきた次の9マス自分史の箱の内容と、マンダラート発想法によって思考を広げて浮かび上がってきたワードを使って完成させていきます。
「○○○にとって」を作り込む



①+⑦のキーワード | 感動 共感 世界 創造 |
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志のビジョン | 生きづらい人を救う |
チームから見たビジョン | 世界をワクワクさせる |


- 生きづらい世界を一生懸命生きる人にとって
- 感動と共感を求める世界にとって



○○○にとって | 生きづらい世界を一生懸命生きる人にとって |
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「△△△になるための」を作り込む


③+⑤のキーワード | 完全燃焼 情熱 熱い 爆発 |
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④+⑥のキーワード | 赤い 情熱 ロマン ストーリー 夢 まっすぐ 空想 自由 |

- 夢と情熱が完全燃焼するための
- 夢とロマンが爆発するための
- 自由な夢が爆発するための



△△△になるための | 夢と情熱が完全燃焼するための |
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「☓☓☓になるサービス」を作り出す


☓☓☓になるサービス | ロマンで体中が満たされるサービス |
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UVPの構文 | 生きづらい世界を一生懸命生きる人にとって(ターゲット) 夢と情熱が完全燃焼するための(ベネフィット) ロマンで体中が満たされるサービス(提供価値) |
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まとめ
いかがでしたか?
9マス自分史の箱を使い、自分の過去やビジョンなどを他の人のフィードバックをウケながらUVPを作り込むことで、自分からみても、他人からみても違和感のないオリジナルなUVPを作ることができます。
このように他者に絶対に真似されない、また真似されたとしても違和感が出てしまうオリジナルなUVPを商品コンセプトに反映させることで、市場に唯一無二の価値を見出し、大手や競合の有無にかかわらず売上をあげることができるのです。